抜けられない5つの原因
忙しさを本人の能力だけで解決しようとせず、仕事が戻る構造を見ます。
| 原因 | 現象 | 最初の対策 |
|---|---|---|
| 情報集中 | 社長だけが条件を知る | 案件台帳 |
| 基準不足 | 例外が毎回相談される | 判断基準表 |
| 役割曖昧 | 管理者が伝言係になる | 責任と権限 |
| 失敗不許容 | 誰も決めなくなる | 上限付き委任 |
| 評価不足 | 管理より走る方が得 | 役割評価と報酬 |
社長の仕事を2週間記録する
15分単位の精密な記録は不要です。代走、配車、採用、請求、苦情、営業、判断待ちを30分以上の塊で記録します。回数が多く、他者へ渡せる仕事から対象にします。
作業ではなく判断を渡す
配車表の入力だけ渡しても、欠車時の判断が社長に残れば負担は減りません。管理者が決めてよい範囲、相談が必要な条件、事後報告でよい条件を示します。
社長が戻らないための確認
週次に結果と例外を確認し、基準を更新します。失敗のたびに権限を取り上げるのではなく、再発可能性と影響を見て上限を調整します。最終的に社長は営業、資金、採用責任者育成へ時間を移します。
最初の30日で渡す仕事
一週目は日報確認や定型連絡、二週目は通常配車、三週目は条件付きの欠車対応というように段階を置きます。社長は判断前の相談をすべて受けるのではなく、管理者が考えた案と根拠を確認します。毎週、社長へ戻った仕事を一覧にし、情報不足、権限不足、経験不足に分類します。経験不足なら訓練し、情報不足なら台帳を直すことで、同じ相談を減らせます。
